Why And How
TAS動画は特殊なゲーム動画です。でもそこにはルールが存在します。TASでは何が簡単で、何が簡単ではないのでしょうか。
※もっと技術情報を分離したりして理解しやすくしたい。書いた本人的にはいくらか不満を感じているのでなんとも。いつか改修したい。
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制作したい人に有用そうなドキュメントはTAS動画を作ろうシリーズ
にて仮執筆中。
TASの概要
TASとはTool-Assisted Speedrunの略です。ゲームの改造無しに行える手段を最大限に活用した動画を、アートとして作り上げる行為またはその作品を指します。リアルタイムプレイのそれに比べ大幅に融通が利くため、プレイ内容は常に完璧であることが求められます。
たいていの場合、動画は攻略速度を重視して動画が作成されます。速度の最適化は多くの場合に動画を洗練すると考えられるからです。ただし、速度の最適化を最重視することが常に最善とは限らず、中には速度以外を最重要項目として作られた動画(例: スコア重視のカービィボウル?、その他多くのゲームの「アイテム100%」など)や、パフォーマンスのために少なからず速度を犠牲にしている動画も存在します(例: グラディウス)。
TASVideos(NESVideos)はTASをあつかった最大手のサイトとして有名です。YouTubeなどに掲載されている動画にも、このサイトの動画の転載が数多くあります。
ありがちな誤解と摩擦
- リアルタイムプレイと勘違い「上手い!ネ申!」
- TASです。スロー・コマ送り・追記(やり直し)が行えます。このおかげで簡単にできる動きもあれば、それでも難しい動きもあるでしょう。
- TASにもクオリティの高低はありますが、TASに「プレイが上手い」という表現は不似合いなようにも思えます。
- 改造でしょ?
- 改造ではありません。TASを知ってください、その上で何を思うかはあなた次第です。
- 改造とTASを混同していると誤解されがちな書き込みは避けた方が賢明です、お互いのために。
- 理論上、TAS動画は実機で再現できます(左右同時押しはコントローラーを選ぶでしょうが)。
- TASvideosの動画であれば、作者コメントなどでトリックの詳細を知ることができるでしょう。
- 改造でしょ?キャラが高速で壁抜けてるし
- 改造ではありません。それはバグの利用です。
- 通常のプレイでは再現が困難なものが多いです。
- 壁抜けに限らず多くの超常現象はバグによるものです。
- 改造でしょ?レアアイテムは簡単に出るし、敵の出現も都合よすぎだし
- 改造ではありません。それはLuck manipulation(運操作)と言われるものです。
- 都合よくイベントが起こせる・避けられるまでやり直しを行うことで、そのような結果になります。
- 予想用のプログラムなどを用い、究極的なレベルで運を操作している動画も中にはあります。
- 何にしてもチート行為でしょ?ズルでしょ?
- 体よくおっしゃいますが、あなたの言うチート行為とは何ですか?
- リアルタイムプレイの競争において、TASはチート行為です。
- TASの競争において、TASはチート行為ではありません。
- TASでは様々な手段を用いますが、改造は認められていません。
- TASで可能になることとならないことの境目がよくわからないよぉ
- BOTなどのプログラムやマクロを用いた、まさに「Tool-Assisted」と言わんばかりの動画は稀かと思われます。(Bisqbotがその例)
- 大体は「エミュ仕様タイムアタック」くらいの解釈が妥当です。追記、スロー、コマ送り、自動連射程度の機能がメインだと思いましょう。
- 厳密なところは動画によって異なってくるので、正確に把握したい場合はちゃんと作者コメントなどに目を通しましょう。
- レベルの低い動画。よく頑張るわね、そんな無意味なコンセプトで。目障りだわ。
- 仰るとおり、ただの価値観の相違です。
- 一人による疑似多人数プレイに気づかない「本当にすごいのは2P、1Pは糞」
- コマ送りなどの利用によって、一人のプレーヤーが複数のキャラクターを操作しているTAS動画が存在します(がんばれゴエモン3?の動画はその一例)。
- 全キャラに洗練された動きを与える気力と集中力があれば誰にでも出来ます。そのすごさがどの程度のものかは、実際に試した人のみが知ることでしょう。
- 2007年2月現在、TASvideosでは最大で同時に4つのコントローラーを操作している動画が確認できました。
誤解や摩擦を軽減するためのガイドライン
保留、誰か書いてくれるとうれしいのです。この項には鑑賞者だけでなく、作者や紹介者も気をつけるべきことをまとめておきたいです。
作者の立場としては、動画に「TASです。こんなに追記してます」と主張しても何ともならないのを何とかできたらと願うのですが、何とかなりませんかねえ。
映像で見るTASで出来ること
H.264のAVIです。100%つくりかけINGでサーセン (´・ω・`)
関連ページ
[旧] TAS動画を見る
見ることは学ぶことです。優れた作品はあなたにTASとは何かを教えてくれるでしょう。ここではTASVideos
の動画の鑑賞方法を説明します。
特にmovies recommended for first time viewers
(初めての方におすすめの動画)は必見です。
エミュレータ用の動画を再生
エミュレータを使ってゲームを動かすことのできる方は、各エミュレータ用の動画ファイルをダウンロードして、Emulator Homepages
にあるTAS特化仕様のエミュレータで再生すればOKです。
エミュレータのバージョンや設定によって動画がうまく再生されない(desyncする)ことがあります。そのような場合、Read author's comments(作者コメントを読む)の欄から作者のコメントを読むと、使用したエミュレータの名前やバージョン、再生用設定が書かれていることが多いです。
一般映像形式の動画を再生
エミュレータ用の動画が再生できない環境の方も多いかと思いますが、大丈夫です。TASVideosでは一般の映像形式による動画も配信されています。
エミュレータ用の動画がサーバから直接ダウンロードできる形式になっているのに対し、サイズの大きいこちらの動画はBitTorrentを用いた配布形態が取られています。そのため、動画のダウンロードには適当なBitTorrentクライアントが必要になります(Banned Torrent Clients
のページでAllowed、許可されているクライアントが無難かと思います)。ちなみにgochaは、インタフェースが日本語、BitTorrent以外のプロトコルにも一括対応できる、広告が一切ないなどの理由から、Shareaza
を使っています。
TASVideosの動画に限らず、多くの動画は各種コーデック(H.264、DivX、XviDなど)で圧縮されていますので、再生時にもそれらを展開できるソフトウェアが必要となります。
Windows環境であればffdshow
をインストールするのが手っ取り早いです(インストール後はあなたのお気に入りのプレーヤーで動画が再生できるようになります)。
そのほか、VLC media player
で再生するなどの手段があります。詳細はCodec Problems
のページで説明されています。
[旧] TAS動画を作る
TASVideos/FAQ
には技術解説から心がけまで、TAS動画を作るための幅広い情報が満載です。英文を読む前に日本語で概要をつかみたいという方には、スーパーメトロイド研究所/動画の撮り方
を一読することをおすすめします(SNES向けの解説ですが、多くの点でほかのコンソールにも共通しているはずです)。
代表的な機能・操作
- 追記(Rerecord): 動画の任意の位置から録画し直すこと。通常ある場面からやり直す場合、(ほとんどの場合)それ以降のプレイもやり直さなければならない。
- 連射(Auto-fire): ボタンの連射。エミュレータに搭載されている機能を使うことで、コントローラの入力よりも高速で正確な連射が可能。
- スロー: 読んで字のごとく、通常よりもゆっくりとした早さでプレイを行える機能。入力がそれほどシビアでない部分を記録するのに便利。
- コマ送り(Frame Advance): 1フレーム(NTSCなら1/60秒)ずつ入力内容を決めるための機能。地道な方法だが細かい制御が可能となる。
- バイナリ編集(Hex Editing): バイナリエディタなどを用いて、動画ファイルのキー入力を編集(切り貼りなど)を行うこと。
- キー入力表示: どのタイミングでどんな入力があるのか表示させることができる。他人のプレイを参考にする際などに便利。
- フレームカウンタ: 動画の再生位置が何コマ目かを表示する機能。異なる動画の比較などに便利。
- メモリビューア: メモリ(内部変数)の値を見る機能。ゲーム内タイマーや敵の体力の表示など、応用範囲は広い(ただし解析スキルが要求される)。
Tag: TAS教材

